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三条のTIME'Sから急ぎ、祇園の正伝永源院へ移動。なんとか4時前の受付に間に合う。 国宝 如庵写し 建仁寺の塔頭のひとつ正伝永源院に織田信長の弟、織田有楽斎が建てた名席「如庵」を復元した。 有楽窓など、とても小さく繊細。かなり忠実に再現しているらしい。 建仁寺本坊から僕の好きな東陽坊の茶室を見に行く。千利休の門弟東陽坊長盛の好み。すこし如庵とも似ている。 建仁寺を後に、花見小路を歩きます。綺麗な石畳に電柱も地中埋設され町家が綺麗に並びます。ちょっと綺麗すぎてセットに見える。 花見小路から一本西の小路に摘草料理『美山荘』の直営カフェ『OKU』があります。ロゴのデザインがとても印象に残ります。 設計は吉川弥志設計工房。町家の改修ですがとてもきれいです OKUオリジナルの器のデザインは京都のデザイン事務所『ENDO SHOJIRO DESIGN』 奥の中庭を切り取る雪見の窓が、とてもミニマル。 左の朱の壁は『一力屋』。残念ながら暖簾は見れず。。。 くづきりで有名な「鍵善良房」。くづきりの文字は河井寛次郎のものらしい。 くづきり食べたかった〜。河井寛次郎記念館は今回も行けそうにありません。残念。 南座 白波瀬直次郎の設計 昭和4年(1929)1月に着工し11月には竣工したらしい レストラン菊水 四条大橋の東、南座の向かいにある。アール・デコ、スパニッシュ様式 松村次郎(上田工務店)設計 東華菜館 四条大橋西詰にある中華料理店。ヴォーリズ事務所設計1926年竣工 スパニッシュスタイルと言うらしい派手な装飾。でも中身は中華 四条大橋から 北の山にはうっすら雪が 四条大橋からウェスティン都ホテルへ。ここで東京から来ている奥様のお知り合いとTさんと合流。 明日から、観光タクシーで一緒に京都を回ります。 これから、その前夜祭へという事で、また祇園へ戻って来ました 創作和食の店『祇園 ほりべ』へ連れて来てもらいました。 季節の取り肴大皿盛りにはフォアグラや、からすみを和風にアレンジしたもなどが並ぶ。 献立は・すっぽん羽二重蒸し・蟹真薯 卵豆腐のお椀・本日のお造り・百合根蒸し 蟹あんかけ・季節の取り肴大皿盛り ・海老芋 鱈白子おかき揚げ・和牛ロースはりはり鍋・鯛土鍋ごはん・木イチゴムース すだちシャーベット 大変美味しかったです。ご馳走さまでした。 二次会は、今回最も楽しみにしていた一つ『BAR 雪月花』へお誘いする。 インテリアデザイナー辻村久信さんの初期の作品。何度か改装を重ねているらしい 入り口は、昼に通ったときは完全に周りに同化していたが、夜は異彩を放っている。 ドアを開けると、まっすぐ続く京都らしい露地の先に青い光が。歩いて行くと右側には石張りの壁が。この露地部分は増築か? 案内されたのは月の部屋。入り口がにじり口になっていて障子に囲まれたカウンターのみの席。 月の部屋には、月の花器には侘助と呼ばれる椿が粋な演出がたまりません。 ぐいぐいとマッカランを2杯いただく。奥様はワインとオードブルおっ!辻村デザインを堪能しました。 泊まっている駅前のホテルの近くに、美味しいラーメン屋があると聞き、まっすぐ帰るにも帰れず・・・行ってしまいました。 『ラーメン専門店 本家 第一旭』現在PM11時。外には行列が!中はすごい活気。 京都のラーメンは豚骨ベース?中太のストレート麺に絡み付く味がたまらない あ〜食ったぁ〜!!最後まで京都を味わい尽くしました。 しかしこの一日で何件見てまわっただろう。。。寒い中、かなり歩きました。 前の日はサッカーのアジアカップ決勝を2時まで見て、朝6時に起き7時には出発。かなり疲れました。 とは言っても京都建築探訪はまだ初日。 まだまだ続きます。
by road-to-architect
| 2011-02-07 23:21
| 京都
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