人気ブログランキング | 話題のタグを見る

road to architect

建築の作法

どんな道にもそれぞれの作法があるが、建築にもいろんな作法がある。

同じ建築であっても、それぞれの流儀や、スタイル、デザイン、素材なんかによっても様々な作法がある。

とくに和風建築なんかは、ほとんどが和室の基本的な作法を応用して出来ている。

また、その用途や、条件なんかによって「真行草」(まじめに型にはめるか、遊びを入れ崩すか)の作法にも分かれる。

その作法も、やはり基本をしっかり学んだ上で、自分なりの形として現れてくるもの。

茶道用語で「守・破・離(しゅ・は・り)」という言葉がある。
      守は、 教えを忠実に学び、基本を学ぶ段階。
      破は、 その教えを土台にして、自分なりの考えを持つ段階。
      離は、 これまでの知識や経験にとらわれず、思うがままに突き進む境地。

今の自分は破の5合目あたり。『 road to architect 』= 建築家への道のり 。

このブログも建築に対する自分の考えを整理しまとめ、確立する為に始めたもの。

離は、建築家として一人立ちする段階。

それまでに、いろいろなことを学び、自分なりの建築の作法を見つけて行きたい。

by road-to-architect | 2011-04-13 01:39
<< 建築のエッセンス 床の温もり >>