road to architect

またひとつ姿を消した。

函館の西部地区には多くの伝統的建築物群が指定されて残っている。
そして、その指定は受けてはいないが築70〜80年位のとても優れた建築もたくさんある。

しかし、そのほとんどが手入れが行き届かずに朽ち果てていたり、すでに持ち主が居なくなり空き家になったり、
写真の家のように取り壊しされようとしていたり。。。

最近、西部築を歩いていて、今まさに解体されようとしている建物を見つけ、いたたまれない気持ちになる。
しかも、知人が気に入っていた建物。思わず解体中の現場にお邪魔して、目の前で潰されそうになっていた
小さな障子や、小さな窓を救出し、いつか使ってくれる現場が出るまでウチで保護している。

こうした、悲しい現実。僕が建築家として一人立ちしたら、まずこうした建物を救いたい。
それぞれ持ち主の事情などもあると思う。僕なんかと同じ気持ちの持ち主も居ると思う。
きっと、どうして良いのか分からないのだろう。。。

残念ながら今の函館に、そうした持ち主の目線で物を見れる建築家はいないのが現状だ。
(空き家プロジェクトなるものはあるが、とても表面的な活動にとどまっている。)

そうした事も解決していける建築家になりたい。僕がやらないで誰がやる。
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by road-to-architect | 2011-03-24 03:46
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