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京都建築探訪最終日 宇治の平等院鳳凰堂へ

最終日は、ホテルをチェックインし、宇治へ向かう。
運転手さんの楽しい話を聞きながらあっという間に着いてしまった。

平等院鳳凰堂 天喜元年(1053年)の建立。
今から約1千年も前に、このような美しい建物を建てていた現実に驚く。
真ん中には阿弥陀如来が安置されているが、左右は飾りと言っても良いような部分。
渡り廊下のように使っていて、上に手摺が回っていて2階があるように見えるが飾りで、天井が張られているだけのよう。
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鳳凰堂まえの池の周りを歩き、鳳翔館のアプローチへ吸い込まれる。
鳳翔館は栗生明さんの設計で、鳳凰堂の景観を考え一部を地下にしてその存在を感じさせないよう配慮されている。
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鳳翔館のサインもその存在を消したいかのような感じ。
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とても簡素でシンプルな入り口。
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入り口のドアの先は真っ直ぐな廊下になっていて、正面に格子がありその向こうに鐘が置かれ手いるのが分かる。
この動線でも分かるように、意図的に先の物を見せないように動線を操作している。安藤さんのアプローチでも見られる手法。
ボクシングで例えると、ストレートにフックやアッパー、ジャブを巧に効かせている。
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展示を見終え、ミュージアムショップに登る階段。
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ミュージアムショップと資料室を出ると、優しく光が差し込む大きな軒下に出る。
右の能舞台のような部分が休憩スペースとあるが、休憩しづらい雰囲気。案の定、誰も休憩はしていない。。。
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鳳翔館の出口 出口には思えない感覚。
出てから逆周りをしたかな、と思ってパンフレットを見るとこの通りの矢印になっていて安心。
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鳳翔館の外観 鳳凰堂のように真ん中のメインの脇に翼を広げた様な深い軒が印象的。象徴的で美しいが、
なぜか、鳳翔館にはトイレがなく、出て歩き階段を降りた所に古いトイレがあるだけで女性陣ブーイング。
レストスペースにしても、美しいデザインだが、優しさの無い建物だという印象。ちょっと残念。。。 
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この手の建物を見ると、上野の法隆寺宝物館を思い出す。谷口さんの最高傑作であり日本でもやはりあれがトップだとまだ思う。

という訳で、これで京都の建築探訪も終了となりました。

京都を案内しいろんなとこへ連れて行ってくれたTさん、運転手さん本当にありがとうございました。
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by road-to-architect | 2011-02-10 21:46 | 京都
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